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「日常生活の小さな夢をカタチに」

「日常生活の小さな夢をカタチに」

私たちは終末期の利用者さんが、命の最後を迎えるまで、ご自宅で自分らしくいつもの生活に近い日常を過ごせるよう、
療法士と看護師が連携して、サポートをさせて頂いております。

在宅療養中、ご自宅での入浴を諦めている方も少なくありません。
入浴は科学的にもリラックス効果があることは事実ですが、
特に慣れたご自宅での入浴は、ほんのひと時でも苦しみからの解放をもたらせてくれます。

これまで、20名を超える利用者さんのお見取りの中で、
多くの方へご自宅の浴槽での入浴のサポートを行って参りました。
利用者さんのお風呂に入りたいという想いと、ご家族がそれを叶えてあげたいという想いがあれば、
私たちはご家族と協力し、できる限り入浴ができるようサポートをさせていただいております。

多くの利用者さんは、
浴槽に入った瞬間から、ゆっくりと目を閉じ、眉間の皺が風の止んだ水面のように凹凸がなくなり、
長く細い吐息のような呼吸がしばらく続きます。
時間が許せば、いつまでもこのままにしてあげたくなるような瞬間です。

在宅での私たちの仕事は単純に、
「利用者さんのやりたいこと、家族がやってあげたいこと」
そこにfocusをあてサポートする事です。

病状によっては、普段当たり前にできていたことができなくなり、
「夢」になってしまう事が多いです。
私たちは利用者さんとご家族の「小さな夢」を1つでも多く叶えられるように、
看護師、療法士で連携を取り、「小さな夢をカタチ」にしていきます。

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